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2013年3月16日(土)@京都出町柳ソクラテス
with one accord presents
"the light at split second vol.8"


■Human Hands(UK)
■Asthenia(東京)
■Blue friend(東京)
■zdzis law
■salt of life
■COWS(ex.Viagra pre.AIWANA)


open18:00/start18:30
adv¥1800(+¥500)/door¥2300(+¥500)
CONTACT→with_one_accord@hotmail.co.jp



辛い辛い冬を終えてようやく暖かくなったと思ったら、またすぐ花粉で辛い。それでも春の心地良さには毎年ハッとして、こんな季節は何か始めるにはぴったり、と思い立ってからもうwith one accordも丸4年。ちびちびと続ける企画も8回目です。

今回は東京のastheniaというバンドがオーガナイズするイギリスのHuman Handsジャパンツアー京都でのライブを主催、場所はもはや京都パンクシーンを支える優良ライブハウスであり最近は音もなかなかグッド、フリーフードは常に最高な出町柳SOCRATESです。



■Human Hands(UK)

Bandcamp

イギリスからやってくる若い3人組。astheniaひろしさんの紹介文に情報がたくさん詰まってるので読んでください。

『UK出身3人組エモーティブ・ハードコア・バンド。幼馴染であったChaz (Ba/Vo)とRob (Dr)が、What Price, Wonderland?の前身にあたるSnowmanというバンドでプレイしていたClyde(Gu/Vo)と出会うことで結成される。当初はSwing KidsやThe Red Scareといったノイジーでカオティックな音楽性を目指していたが、徐々にIndian SummerやDon Martin Three, Moss Iconといったバンドに傾倒し始める。

その影響が如実に表れたのが2011年にリリースした”During and After”という7インチから。極限まで音数を削ったミニマルなサウンドと、スポークンワードを中心にそえたボーカルスタイルで、空気の震えまで聞こえてきそうな研ぎ澄まされたエモーションを聴かせるこの作品を聴いて「やばい!」と思った僕がChazにメールを送ったところから今回のツアーの話が決まりました。

これまでに自主レーベルであるEat a Book Recordsを始め、Time as Color, Strictly No Capital Letters, Adagio 830, Art for Blindといったヨーロッパ中のDIYエモ・レーベルから数々の7インチやスプリットをリリース。また、Empire! Empire!やRika, Football etc., June Paikなどとも共演。メンバーのChazは地元でCoke Bustのライブを企画したり数々のブッキングも行っており、平均22~3歳の若いバンドながら、かなり精力的に活動しております。
ファーストアルバムのリリースを間近に控えたタイミングでの来日です。』


22~23歳とは若い!しかし若さに対して20代前半とは到底思えない渋かっこよ過ぎる音楽。ハイスクール時代は周りの友達がアークティックモンキーズとか聴いてる中できっと肩身の狭い時間を過ごしたに違いありません(アークティックモンキーズの1stは最高)。紹介文にもある通りindian summer、Moss Iconあたりの影響が強そうなミニマルかつ非常にエモティブなハードコア。イギリスの若者がやっているとは信じ難い、90年代に活動していたホコリっぽくも内に熱を秘めた愛すべき短命バンドたちとまったく同じ空気を感じます。一時に比べると沈静化してるかもしれませんがとてつもない勢いで盛り上がりを見せた90年代のエモリバイバルムーブメントとも方向性は違えど微妙にリンクしているのではないでしょうか。多くのエモリバイバルバンドのようにおしゃれなコード展開や、先日来日していたloma prieta、Touché Amoréのようにキャッチーな激情的派手さはありませんが、それに対してのカウンターか、あえて現代にこの音楽性を貫く実直性、何より激情への愛とそれに伴うリアルエモーショナルを体感していただきたいです。これまでに発表した音源はすべてbandcampなどでフリーダウンロードできるので、ライブまでに是非聴きこみましょう。

はたしてindian summerのような音楽性を好む人が今の京都にどれだけいるのかはわかりませんが、かつてこのへんの激情サウンド熱心なリスナー代表だったトングーという人はコレクター精神で90年代のリアルスクリーモバンドの音源などを中古屋で見つけるたびに購入し、全く同じ7インチなど2枚、3枚と所有しているのですが、現在はSKE48という集団の同じ音源を8枚ぐらい購入してたりする。



■Asthenia(東京)

Web

Human Handsを日本に招く東京の激情バンドasthenia。astheniaのボーカルひろしさんとギターのラクヤさんの2人はblue,september,blueというディストロもやっていて、僕とゆうきさんとも年がわりと近く、with one accordも2人でやってるディストロということでシンパシーを感じていて、ゆうきさんに至ってはシンパシーを感じ過ぎてastheniaの東京のライブはもちろん北海道のライブにまで足を運ぶほど仲の良いバンドです。90'sハードコアへのオタク級知識と愛情をそのまま音楽性に反映させたリアルスクリーモサウンド、方向性はもちろんのこと現代にこれをやるか!?という意味でもHuman Handsととても近く、finger print、frailやportraits of pastなどebullitionバンドと同じ90's激情ハードコアの良い部分が高水準で凝縮されています。それでいてそれらの音楽へのバックボーン無しで聴いても確実に熱くなれる、パンク、ハードコアの根源的ツボを押さえているところがasthenia最大の魅力ではないかと思っていて、ex.Zのネモジュン氏が一目置くのも完全に納得。

1年半ほど前に京都に招いてからギター、ドラムの脱退が続き、しばらくシングルギター、ドラムサポート体制で活動しておりましたが(それでも超かっこよかった)、正式メンバー加入、5人組となり久々の京都のライブになります。そろそろ音源も聴きたいところですがやはり真骨頂はほとばしるライブの熱量ってことで、with one accordの2人ともが心から愛するバンドですのでお見逃し厳禁であります。

■Blue friend(東京)

Bandcamp
Web

アメリカでの生活経験もあるしょうさんを中心にAKUTAGAWAでもギターを務めるサウスポーギタリストワタナベ氏が在籍する注目必至の激情バンドblue friend。ライブ活動開始から1年程度で非常に高い評価を得ている彼らの音楽性は3~4年ほど前からアメリカなどで急速に増えた、テクニカルでありながらもスピード感とダイナミックな展開を備えた近代的激情スタイル。クリーントーンギターを主体に、構築されたツインギターのアルペジオフレーズ、マスロックから派生したと思われる壮絶な単音のフレーズを交えつつ、直球的なポエトリーシャウトが複数ボーカルで飛び交う、kid crash、loma prieta、beau navire、またスウェーデンのsuis la luneなど日本国内でカルト的人気を誇る海外バンドと近い音をおそらく日本で最も早く取り入れ、同等の水準でプレイする4人組。ツインギター共にkid crashメンバーが制作した見たことのないギターアンプを使用していることもあってか、なかなか聴いたことのないギラついた音でライブがそれはもうかっこいい。ここ1、2年ぐらいでようやく近代的激情サウンドに取り組むバンドが日本でも増えつつありますが、やはりUSを生で体感した男が牽引するバンドは一味違う、音源よりも断然ライブの迫力が素晴らしいです。

■zdzis law

tumblr
myspace

2013年、長らくの休止から活動再開を遂げた京都を代表する激情バンド。前身バンドから数えるともう5、6年以上のキャリアとなり、ローカルで小さい範囲の活動ながら近い関係性のバンドから異常なまでに愛されている存在、音が最高にかっこいいのはもちろん、メンバー5人とも本当にナイスガイ。with one accord2人も当然心から愛してやまないバンドです。90年代に傾倒するHuman Hands、asthenia、2010年代のblue friendとすると、zdzis lawは2000年代の激情サウンドとなるのでしょう。00'sにアメリカ、ヨーロッパを席巻したファストかつ目まぐるしい展開、非常に攻撃的な進行を持つ激情バンド、所謂エモヴァイオレンスと呼ばれるハードコアを吸収し、ドラマティックにプレイする。USのorchidやかつて来日もしたampere、イタリアのRAEIN、la quieteのようにエネルギッシュな特攻カオティックハードコアでありつつ、絡むツインギターは繊細、ベースはmy letterのギターボーカルでありリフ神の絹傘氏が在籍、my letterとは異なりパンキッシュで荒々しい演奏を見ることができます。



■salt of life

Web

アップアップガールズ(仮)をも凌駕するBPMに竹中夏海先生も確実にお手上げ、爆速メロディックパンクsalt of lifeは僕がやっているバンド。THE LIONS活動終了やっぱり寂しいけどshipyardsのアルバムかっこよくてほんとよかった。


■COWS

ex.VIAGRA、the miscastsギターのケイスケさん、同じくex.VIAGRA、I EXCUSE、現在はAIWANAにも在籍するチャンプさんを中心にwith one accordでありex.salt of lifeでもあるゆうきさんがドラムを務める形で活動が開始されたスリーピースメロディックパンクバンドCOWS。八ツ橋パンクとして愛され、3年ほど前に惜しまれながら解散してしまったナードメロディックVIAGRAの2/3が在籍ということでVIAGRA延長上の音、それどころかセットリストの大半がVIAGRAの曲ということでえげつないほど延長上。しかしナーディーでありながらもカラッとした陽性メロディックは色褪せることなく、新曲群もとても良い塩梅で組み込まれ初ライブから超グッドな演奏でありました。Jawbreaker、crimpshrine、Moving TargetsあたりのUSメロディックを思い切り肩の力を抜いてキャッチーにプレイする国産メロディックではないかと個人的に思っています(全然違ったらどうしよう)。今回のイベントを仕切ってくれているゆうきさんもちゃんと出演ということで気合が入ってるはずなのでお見逃しなく。


では現場で!
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by with_one_accord | 2012-08-18 00:21 | ライブ情報